Contract Oneでは、画面で入力した内容を契約書センターで紙に印刷することがあります。
例えば、スマート判子の申請において、契約書センターから契約先への契約書発送に同梱する案内状等が該当します。
その場合、「葛󠄀」「辻󠄀」「樽󠄀」等の異体字は印刷できないため、「葛」「辻」「樽」との常用漢字に自動変換して印刷しています。
Contract Oneの文字対応について
1. 画面上で入力できる文字
Contract Oneでは、「JIS X 0213:2004 (日本産業規格 (JIS)」に準じた文字列を対応しています。
「JIS X 0213:2004」は、第一水準漢字〜第四水準漢字に加え非漢字659字に対応しています。
非漢字の例 :
- ひらがな
- カタカナ
- 記号
- ギリシャ文字
- キリル文字
- 罫線素片
2. 紙の印刷を伴う場合
印刷時は、「JIS X 0213:2004」の規格に対応した「IPAゴシック (Ver.003)」を使用しています。
従って、本フォントで対応している漢字を含む文字列のみが印刷可能ですが、以下の場合は印刷できません。
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異体字を利用できない場合の例
[契約締結] 画面
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[受注処理] 画面 (Order One)
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契約締結画面の入力例↑
異体字を入力すると常用漢字に自動変換され、常用漢字が契約書センターで紙に印刷されます。
但し、契約締結後、[台帳管理] 画面には元の異体字が保存されます。