本ページでは以下の内容を掲載しています。
概要
Adobe Acrobat SignとContract Oneを連携することで、Adobe Acrobat Signで締結された契約書を自動でContract Oneに登録することができます。
本機能の利用には、Adobe Acrobat Signにて「エンタープライズ版」のご契約が必要です。
※ 本機能による契約書データ登録は、Contract Oneのご契約件数を消化します。
※ 利用開始時、初回取り込みの対象となる契約書類が1,000件を超える可能性がある場合、弊社側での設定作業が必要です。あらかじめサポートセンターにお問い合わせください。
※ Adobe Acrobat Sign側にて、パスワード等で保護されているPDFファイルは取り込めません。
事前準備
Contract Oneで設定を始める前に、Adobe Acrobat Signでの事前準備が必要です。
以下のヘルプページの手順に従い、Adobeプライバシー管理者にて設定を行ってください。
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連携設定の手順
1. 連携設定画面を開く
[①システム設定] > [②電子契約サービス連携] を開き、Adobe Acrobat Signの「③設定開始」をクリックします。
2. 事前準備完了の確認
Contract Oneで設定を始める前に、Adobe Acrobat Signでの事前準備が完了していることを確認してください。完了している場合、「次へ」ボタンをクリックし、次のステップに進んでください。
3. Adobe Acrobat Signアカウントの認証メールを送信
次に、表示された連携設定画面にて、まずは連携に利用するAdobe Acrobat Signアカウントの認証を行います。以下の内容を入力し、該当のAdobeアカウント管理者宛に認証メールを送信してください。
- Adobe Acrobat Signアカウント:連携に利用するAdobeアカウント管理者のメールアドレスを入力
- Client ID:事前準備で取得した値
- Client Secret:事前準備で取得した値
活用Tips 「認証完了後メールを受け取る」にチェックをすると、完了後にメールで通知が受け取れます。 チェックをすると、Adobeアカウント管理者による認証完了後、あなた宛にメールで通知が届きます。ご自身以外のAdobeアカウント管理者に認証メールの送付及び認証を依頼する場合にご利用ください。 |
4. メールを確認してアカウントを認証
3により、該当のAdobeアカウント管理者宛に以下のメールが届いていることを確認してください。
メール内の「Adobe Acrobat Signアカウントを認証する」ボタンより、通常どおり該当のAdobe Acrobat Signにログインいただくと、アカウント認証は完了です。
5. 連携先を追加
アカウント認証が完了したら、再度Contract Oneの連携設定画面に戻り、連携先の追加を行います。
先程認証したアカウントが正しく表示されていることを確認した後、表示されているステップに沿って設定を進めてください。
Step1. 連携対象グループを選択 (Adobe Acrobat Sign)
今回Contract Oneに連携する、Adobe Acrobat Signのグループを選択します。
先程認証したアカウント内にあるグループが表示されるので、該当のグループを選択してください。
※ 1連携につき1グループのみ選択可能です。複数のグループを連携する場合、別途連携先を追加してください。
注意点 複数の連携先で同じ連携対象グループを選択する場合、取り込まれる書類にご注意ください。 連携対象グループは、すでに別の連携先で選択されているグループを重複して選ぶことも可能です。ただし、その場合は現在「①連携中」かつ「②作成日時が最も古い連携先」が有効となります。同じ書類が複数回取り込まれることはありません。 |
Step2. 社内共有情報の入力
Adobe Acrobat Signから連携される契約書の共有範囲と社内担当者を指定します。
いずれも連携開始後に変更する場合、再度連携先を追加いただく必要があるためご注意ください。
社内担当者の役割については、以下のヘルプページをご覧ください。
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Step3. 連携開始
すべての項目を設定し終えたら、「①設定を確認して連携を開始」ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示されるので、内容を確認後「②連携開始」ボタンをクリックしてください。
※ 連携対象の契約書が多い場合、確認画面が表示されるまでに数秒〜数十秒程度、お時間を要する場合があります。
連携される内容 (項目)
連携時は、Adobe Acrobat Signから取り込んだ契約書類(PDF)のファイル名が、Contract One上の「ファイル名」として自動で反映されます。その他の項目は、連携後にデータ化された後、データ化対象の主要8項目が契約書の詳細情報として反映されます。
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Adobe Acrobat Signから取得する項目 | Contract Oneに反映する項目 |
PDFのファイル名 | ファイル名 |
※ Contract One上の「自動更新有無」項目のみ、初期値として「無」が選択された状態で連携されます。
※ 連携後にAdobe Acrobat Sign側で項目を更新しても、Contract Oneには反映されません。
※ ご利用の電子契約サービスの不具合やメンテンスによる一時サービス停止などで連携が完了しないもしくは適切に連携されない場合があります。
よくある質問
Q. Adobe Acrobat Signアカウントの認証ができない。認証画面でエラーが表示される。
A. Adobe Acrobat Signアカウントの認証には、Adobe Acrobat Signの「プライバシー管理者」権限が必要です。認証を行うユーザーのアカウント権限をご確認ください。
Q. 初回の連携開始後、Contract Oneに取り込んだ契約書類はいつ確認できるようになりますか。
A. [連携開始] ボタン押下後、対象の契約書類は1件ずつ順にContract Oneに連携され、台帳管理から確認できるようになります。すべての契約書類の連携が完了すると、連携ステータスに「最終連携」の日時が表示されます。
Q. Contract Oneで追加済みのAdobe ID認証を削除することはできますか。
A. 追加済みのAdobe ID認証は削除できません。認証中のユーザーアカウントがAdobe側で削除された場合、当該認証情報に紐付く連携は停止されます。