Adobe Acrobat Signで締結した契約情報をContract Oneに連携する場合、Adobe Acrobat Signにて以下の事前準備が必要です。設定は、Adobe Acrobat Sign側のプライバシー管理者にて実施してください。
本機能の利用には、Adobe Acrobat Signにて「エンタープライズ版」のご契約が必要です。
注意点 以降の設定は、必ずAdobe Acrobat Signの「プライバシー管理者」にて実施してください。 Contract Oneへの契約書類の連携は、Adobe Acrobat Signに登録されている任意のユーザーの認証情報を元に行います。当該ユーザーが「プライバシー管理者」でない場合、当人以外が所有する契約書類が連携できませんのでご注意ください。 |
準備1:APIアプリケーションの作成
まずは、Contract Oneと連携するために必要なAPIアプリケーションを作成します。
1. Adobe Acrobat Signにログイン > APIアプリケーション画面を開く
Adobe Acrobat Signにログイン後、上部のメニューから [①API] を選択します。
サイドメニューより [②APIアプリケーション] をクリックし、APIアプリケーション画面を開いてください。
2. APIアプリケーションを作成する
右上の [ 作成 (+) ] ボタンをクリックし、新しいAPIアプリケーションを作成します。
各項目の設定は以下の通りです。
- 名前:任意の名称(わかりやすいもの推奨)
- 表示名:任意の名称(わかりやすいもの推奨)
- ドメイン:「顧客」を選択
各項目を設定後、右下の [保存] ボタンをクリックしてください。
これで APIアプリケーションの作成は完了です。
準備2:連携用グループの設定
Contract Oneへの連携は、該当のAdobe Acrobat Signアカウントに設定されている「グループ」単位で行います。Contract One側で連携対象とする「グループ」を選択すると、当該グループ内のユーザーが所有する、すべての契約書類がContract Oneに連携されます。
グループの作成及びグループへのユーザーの追加方法は、こちらのページをご覧ください。
活用Tips Contract Oneの「共有範囲グループ」に合わせた専用グループの作成を推奨しています 連携用グループは、Contract Oneの「共有範囲グループ」の設定に合わせた専用グループを作成いただくと、運用後の権限管理などがしやすいためおすすめです。また、同一ユーザーを複数の連携用グループに追加された場合、Contract Oneでの連携先の作成日が古いものが有効となり、該当のユーザーが所有する書類が複数回取り込まれることはありません。 |
準備3:アカウント認証に必要な値のコピー
最後に、いくつか必要な設定を追加した上で、Contract One側で行う「Adobe Acrobat Signアカウントの認証」時に必要な値をコピーします。
1. 先程作成したAPIアプリケーションを表示
準備1で作成した、連携用のAPIアプリケーションの一覧画面を表示します。
2. 「リダイレクトURl」と「有効な範囲」を設定
該当のAPIアプリケーションを選択し、以下の [アプリケーション向けにOAuthを設定] をクリックします。
「OAuthを設定」のダイアログが表示されるので、「①リダイレクトURl」と「②有効な範囲」をそれぞれ以下のとおり設定し、右下の [保存] ボタンをクリックしてください。
- リダイレクトURl:https://app.contract-one.com/oauth2callback/adobe-acrobat-sign
- 有効な範囲:「user_read」「user_login」「agreement_read」で修飾子「account」を選択して有効にチェック
3. Client IDとClient Secretを取得
続けて、以下の [表示/編集] をクリックします。
表示されたダイアログ上に記載されている「①アプリケーションID(Client ID)」と「②Client Secret」の値をコピーしてください。これで、Adobe Acrobat Sign側での準備は完了です。
4. コピーした値をContract Oneに入力
3でコピーした値は、Contract One側での設定手順における「Adobe Acrobat Signアカウントの認証」時に必要です。以降の詳しい手順は、以下のヘルプページをご覧ください。
関連記事 |