2023年8月25日(金)のプロダクトアップデート情報をお届けいたします。
今回のアップデート対象は下記の5項目です。
- 全処理ステータスを横断して検索できるようになりました
- FAX送信時のレイアウト変更で注文書が大きく表示されるようになりました
- FAX送信時に送信するページを指定できるようになりました
- タスク一覧で検索した際、ステータス・FAX通知のカウント表示が最新化されるようになりました
- 複数のQRコードを含むFAXを受信した際、QRコード単位でPDFが分割され、それぞれのタスクに紐付けられるようになりました
1.全処理ステータスを横断して検索できるようになりました
これまでは処理ステータスを横断してタスクの検索・絞り込みを行うことができず、得意先からの問い合わせなどにより急いで注文書を探さなければならない時、処理ステータスごとに探さなければならず、手間がかかっていました。
今回のアップデートにより、処理ステータスに「すべて」を追加したため、
- 処理ステータス「すべて」を選択
- 検索条件を指定
- 絞り込みを行う
ことで、処理ステータスを横断してタスクを検索することが可能になりました。
【タスク一覧画面】全処理ステータスを対象にした検索方法
2.FAX送信時のレイアウト変更で注文書が大きく表示されるようになりました
Order Oneから送信されるFAXの文字等の視認性を向上させるため、FAX送信時のレイアウトを変更しました。
これにより、従来のレイアウトに比べ、約20%の表示領域拡大を実現しました。
【FAX送信時のレイアウト変更】Before/After
なお、レイアウトの変更に伴い、FAX送信画面の仕様も一部変更されております。
FAX送信画面の仕様変更点
- レイアウト変更のボタンを(変更前)「送信先(TO)等を表示」から(変更後)「回答欄を表示」に変更
- 1の変更に伴い、FROM/TOの選択が必須化
【FAX送信画面】仕様変更点
3.FAX送信時に送信するページを指定できるようになりました
受信したFAXが複数ページある場合、これまでは全ページを返信することしかできませんでしたが、今回のアップデートで任意のページを指定して返信することができるようになりました。
【FAX送信画面】送信対象ページの指定方法
なお、注文書が1ページの場合は下記の通り、「送信」ボタンが表示され、ページ指定の処理を挟むことなくFAXを送ることが可能です。
【FAX送信画面】注文書が1ページの場合
4.タスク一覧で検索した際、ステータス・FAX通知のカウント表示が最新化されるようになりました
タスク一覧画面で検索、絞り込みを行った際、これまでは処理ステータスに表示されている件数、並びに通知内容が更新されず、絞り込んだ結果どのステータスに何件のタスクがあるかパッと見てわからない状態でしたが、今回のアップデートで更新されるようになりました。
このアップデートにより、管理者は共有範囲グループでの絞り込みを行い、どのグループが何件のタスクを持っているか、パッと見て分かるようになるため、マネジメントに活かすことが可能です。
【タスク一覧画面】カウント表示の最新化について
また、マイタスク/全タスク/グループタスクの切り替え時と同様に、受領方法/受領グループ/取引先名/共通タグでの絞り込み時にも、カウント表示が最新化されます。
5.複数のQRコードを含むFAXを受信した際、QRコード単位でPDFが分割され、それぞれのタスクに紐付けられるようになりました
一度に複数のQRコード付きのFAXを受信した場合、これまではシステム上最初に認識したQRコードを識別し、一つのタスクにまとめて受信したFAXを紐づけていました。この仕様では、他のタスクのFAXも含まれており、紐づかなかったタスクの担当者が返信に気づかない事象が発生していました。
今回のアップデートにより、受信した段階で複数のQRコードが含まれていた場合、QRコード単位でPDFを分割し、該当タスクに紐づけられるようになりました。
テキストでは分かりにくいため、下記の図にて、仕様のBefore/Afterをご確認ください。
【アップデート前とアップデート後のタスク紐付けイメージ】