2023年10月23日(月)のプロダクトアップデート情報をお届けいたします。
今回のアップデート対象は下記の7項目です。
- FAX送信時、紙面の向きが自動的に設定されるようになりました
- 処理ステータスの一括変更ができるようになりました
- 注文書をPDFインポートする時の挙動を変更しました
- 送信文書も電帳法に対応した形で保存されるようになりました
- 処理ステータスを未処理に変更できるようになりました
- FAX送信画面の表示領域を拡大しました
- 「保存して次へ」ボタンを復活しました
1. FAX送信時、紙面の向きが自動的に設定されるようになりました
従来、FAX送信時、縦書き/横書きに応じて紙面の向き(縦向き/横向き)を手動で設定する必要がありましたが、今回のアップデートによりシステムが向きを判断し、自動で紙面の向きを設定するようになりました。
▲受け取っていた注文書が横向きの場合、自動的に「紙の向き」が横向きとなるようになりました。(縦向きの場合も同様です。)
2. 処理ステータスの一括変更ができるようになりました
従来、タスク一覧画面では、複数の注文書の処理ステータスを一括で変更することはできませんでしたが、今回のアップデートにより、複数の注文書を選択し、選択された注文書の処理ステータスを一括変更できるようになりました。
▲チェックを付けたタスクのステータスを一括で変更することが可能です。
※チェックを付けた注文書が他のユーザーによって処理されている最中である場合は、エラーとなります。エラーが表示された場合、該当のユーザーに確認し、注文書の処理を中断してもらう必要があります。
3. 注文書をPDFインポートする時の挙動を変更しました
従来、「PDFインポート」機能を使って注文書をOrder Oneにインポートする際、受領方法を選択する必要はありませんでしたが、電子帳簿保存法に則ったインポートを実現するため、今回のアップデートにより、PDFインポート時にはPDFを受領した方法の指定が必要となりました。
ユーザー様にとっては、PDFインポートする際の操作が1アクション増えることとなりますが、法令遵守の観点から、ご理解・ご協力いただければと思います。
4. 送信文書も電帳法に対応した形で保存されるようになりました
今回のアップデートにより、台帳内に「送信一覧」が追加され、Order Oneから送信された文書が電子帳簿保存法に則った形で保管されるようになりました。
▲ ヘッダーメニュー > 台帳 > 送信一覧 が追加されています。
▲ 送信一覧より、Order Oneから送信された文書の一覧を確認することができ、各項目の検索結果を利用して絞り込むことも可能です。
5. 処理ステータスを未処理に変更できるようになりました
従来、注文書の処理ステータスの変更先として「未処理」(ユーザー様ごとの設定により名前が異なる場合がございます) を選択することはできませんでしたが、今回のアップデートにより、ステータスの変更先として「未処理」を選択することができるようになりました。
▲処理ステータスの変更先として「未処理」の選択が可能となりました。
6. FAX送信画面の表示領域を拡大しました
従来、FAX送信画面は画面いっぱいに表示されず、ユーザー様のOrder One利用環境によっては画面が小さく業務を行いづらい状態でしたが、今回のアップデートにより、FAX送信画面が画面いっぱいに表示されるようになり、視認性や業務のしやすさが改善しました。
▲FAX送信画面の表示領域を拡大しました。
7. 「保存して次へ」ボタンを復活しました
以前、詳細画面フッター部のボタンを「保存して次へ」ボタンを「保存」ボタンと「次へ」ボタンに分離するアップデートを行いましたが、今回のアップデートでボタンを「キャンセル」「保存」「保存して次へ」の3つに変更しました。